2014年2月22日土曜日

4年前の記憶と教育

 4年前、バンクーバーオリンピックがカナダで行われていた時、私はカナダのトロントにいた。
ホームステイ先のおばあちゃんに『あなたの夢は何?日本で就職して次は何がしたいの?』
カナダに戻ってきて、大学に行くのもいいし、働くのもいい。
可能性はたくさんあるんだから、夢を持ってやりたいことをやるべきよ。といったような話を聞いた。
日本において、年齢はとても大切なバロメーターだ。就職も、若者のほうが有利であるが賃金は安く、年配者は一度リストラにあったりすると再就職が難しい。
  大学、専門学校、予備校、各種学校いずれにせよ、人が学びたくなった時、何かにチャレンジしたくなったときに、年齢、性別に関係なく学べる環境や文化があるといいと思う。
 実際日本は、子供に強制的に教育をさせ、受験をさせ、18歳まではほぼ義務教育のようなものである。実際、学問には不向きで、現場で技術等の経験を積んだほうがよい人もたくさんいるが高等学校に進学し、無駄な時間を過ごす人も少なくない。
 学ぶ権利は、すべての人にある。学びたくない人に強制的に学ばせ、働きたくない人に強制的に働かせる、管理的な制度やシステムをもっと多様で柔軟な現代的なものに変えるべきではないかと思う。
 年齢による差異に関しては、確かに発達段階に応じた学習や教育が必要であり、子供はそれを受ける権利がある。しかし、年齢に応じてすべての人が同じように発達するとは限らない。学習に関しては飛び級や、進学コースを設けるなど、公立は民間に学び、民間は利益や実績、効率にこだわらない公立に学ぶとよいと思う。すべての人が学びやすく自己実現しやすい環境ができればいいと思う。









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