2014年7月21日月曜日

夏休みとは

夏休みといえば子供たちの中でも一番の楽しみごとではないだろうか。

海水浴に、夏祭りの縁日、花火に夕方まで明るく外で遊んでいられるなど楽しみが盛りだくさんだ。

教員にとっても夏休みは一番といってもよいほどの楽しみごとである。

以前は自宅研修という名の下、学校に出勤しなくとも自宅で研修しているということで

休みを取ることができたらしい。今では、管轄の区市町村の研修を受けたり多幸の教員と研修会を

設けたりと、研修のよい機会となっている。

一方、教育的観点からは不の要素もある。やはり、非行に走ってしまう少年少女が多くなるのもこの時期ではないだろうか。

また、そういった子供同士が他の学校や地域の人と結びつきが強くなりやすい時期なのではないだろうか。

かつて、夏休みが終わると髪の毛の色が変わっているなんていうことも日常茶飯事だった。

近年は少し減少してきたのだろうか。

一方、学校ではなく学習塾や予備校にとってはかき入れ時だ。夏期講習をとらせることで多額の受講料を取ることができる。

何よりも、塾等の評判をあげるためには合格実績や成績を向上させることが一番保護者から評価されることなのだから、苦手分野を徹底的に鍛え上げるにはお互いにとって利益がある次期である。

夏休みは受験生の四天王山であるなんてう言葉を聞いたことがある。普段の家庭学習の何時間もの時間が取れるのであるから、これほど貴重な時間はない。

夏休みを利用して学力が飛躍的に向上するような生徒は、正直普段から学校に登校する意義はあるのだろうか。
行事や学級活動や部活動を通じて社会性を身につけることはとても大切なことであるが、最高学歴である大学受験を控えている高校3年生にとってはもっと柔軟なシステムがあってもいいのではないかとも思える。

例えば午前中は教養の一般授業で午後は塾か学校の補習か自主勉強など選択できてもよいと思う。

進路の都合で、受験科目が変更し、学校の授業と合わないこともよくあることだ。

教員にとっても夏休みは海外旅行ができる絶好のチャンスだ。受験生たちは、クーラーのきいた部屋の中一生懸命に勉強しているだろうが、教員は違う。
ローマ、パリ、オーストラリアなど何でもありだ。

6月下旬にボーナスが支給されていて、夏季休業中も授業をしているわけではないが8月にはきちんと給与が支払われる。

教員にとっても夏休みは一年に一度の有意義な時間なのだ。

夏休み苦しむのは、塾の先生、進学校の高等学校の先生の補修、そして受験生ではないだろうか。

暑い夏くらいみんなでバカンスを楽しんで経済効果を生みたいものである。

2014年7月10日木曜日

仕事ができるとは

仕事ができる人というとあなたはどんな人を想像するだろうか。

事務処理が早い人、知識が豊富で判断が適切で早い人

コミュニケーション能力が高く、交渉や商談がうまい人

いろいろな面で仕事ができるできないというわけ方ができる。

教育の世界では”授業力”がある先生が仕事ができる人と思われる。

と思った人が多いと思うが、それは真っ赤なうそである。

正確にはうそではなく、それでは周りの教員や保護者から信頼を得ることができないのである。

教員には”指導力”、”外部折衝能力””対教員間のコミュニケーション能力”が求められる。

具体的にいうと、管理職(校長・副校長)から支持を得ておけば出世は早い。

そこに授業力、指導力は関係ない。

やってる。実績が大切なのである。

特にすごいことをしなくても、見せ方がうまい人は調子よく評価を受ける。

授業の準備をいくらがんばってもまったく評価されない。

そんなことがある。

要は調子のいい人が得をするようになっているといってもいい。

そんな人たちが仕事ができると評価され

昇進して管理職になり、職場や子供の教育環境を悪化させる現状がある。