2014年4月20日日曜日

投資教育について


物の値段は毎日変わっている。スーパーにいけば、毎日,商品の値段が変わっている。その商品の原価もまた異なる。材料費、人件費など同じ商品であっても少しずつ変わっているのである。

 同様に、個人の資産も毎日価値が変化している。例えば、円で資産を持っている場合、ドルに対して円高であれば円の価値は高く、円安になれば価値は下がる。

 家、車、家具や宝石といった資産も同様に毎日、連動して価格が変わっている。また、需要と供給の関係で物そのものの価格も毎日、変化しているのだ。

 近年の社会的騒動では、リーマンショック、東日本大震災が記憶に新しい。アベノミクスと呼ばれる、自民党政権に変わってからの景気上昇があるといわれるが、増税もあり先の見通しがつかない。
 以上の理由で、大切な資産は毎日『自分が何もしなくても』価値が変わり、最悪な場合には、ほとんど価値のないものになってしまうこともありうるのである。

 こんな大切なことを学校教育ではまったく教えない。きっと、投資家が増えすぎたり、独立して起業に走る人が増えすぎると大企業に就職しようなんて誰も考えないからなのだろう。
 行政は形式的に例年通りのことをやりたがる。例年通りのことが再現できれば合格なのだ。まるで祭りと同じことのようである。彼らに変化を期待することはできないだろう。

 
 自分の身は自分で守るということと同じように、自分の資産は自分で守らなければならないのだ。
 
 銀行にお金を預けていても、ほとんど利子がつかない。むしろ、手数料を取られてばかりである。
 投資、資産運用、ともに大切な勉強なのだから学校や民間でも積極的に教育するシステムが大切である。
 受験勉強だけでなく、21世紀を生きる力を身につける教育を推進したい。

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