2014年6月4日水曜日

クレームと教育相談

 起業にはお客様サービスセンターなどといった客からのクレームを処理する部署があるものである。
 学校にはそのような部署はなく、直接クレームがくるか、自分の上司や監督している外部機関に訴えがいくことが多い。クレームはもっともらしいものもあり、業務改善に役立つものもあるが、タダ単に自己中心的であったり、勘違いから生まれるものであったりする。
 電話がこのクレームを起こしやすい原因を生んだ。人間は面と向かって言い合いになると時には暴力に発展することもある。
 電話はそのようなことも起こらないのでいいたいことが言い放題いえる。まして、メールにおいてはさらにひどいものになるだろう。
 このような教育に関するクレームは教育相談的手法を用いて対処するとよいらしい。相手の話をしっかり聞いて、共感する。共感することと同調することは違う。できないことや、だめなことははっきり断ることも大切である。
 クレームをいっても子供は成長しない。教師にプロとしての信頼があり、親も少々のことで文句を言いたくなくなるような雰囲気があるといいのではないかと思う。

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