2014年9月25日木曜日

行事と授業

学校には年中行事がある。運動会に文化祭や合唱祭などまさに祭りという名のふさわしい行事がたくさんある。

行事は特別活動と呼ばれている。たしか修学旅行などの宿泊を伴う行事もそれにあたるだろう。

教員は行事ごとになるととても忙しくなる。教科や性別キャリアなどに関わらず、全員が行事の指導に当たる。

これが本当に1年に一回の、特別な祭りならよいだろう。

前日と当日だとかそれくらいの準備と本番に要する時間であればなんら問題は無いと思う。

今は、学力の向上が求めれれている時代だ。ペーパー試験は前提として、実際の世の中で通用する能力を身に付けるべきだということだ。

行事には子供が成長する仕組みがたくさんある。係活動を通じて勤労観を養ったり自身を付けさせたり、リーダー的な生徒を中心にクラスを団結させることもできる。

それはそれでよい。

でも21世紀は個人の時代といわれているし、学力向上や、個別のニーズにあった教育を求めるというのであれば、行事はやめるかかなり縮小すべきである。

部活動やクラブ活動、ボランティアなどで行事で学べるものは学ぶことができる。必ずしも学校でやらなければいけないものではない。

学校は、授業を受けるところである。授業の一環で、博物館や動物園に自由に行ってみたりしたいものだがそうはいかないようである。

一番困るのは、毎年やっているから今年もやるだ。それでは進歩が無い。

古木を訪ねつつも新しいものを取り入れていくべきだと思う。

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