発達に遅れがある症状のことをいい、読み書き計算、情緒面に課題のある人のことをいう。大人の中にも多数いるらしい。
これを踏まえ、学校は特別支援教育を推進している。
特別支援とは、個々に応じた特別な支援を教育の中でしていこうというもので、授業についていけない生徒を個別に指導したりすることである。
発達障害といわれる子供が数パーセントの割合でいることが近年分かってきた。
一方で、学力向上が国家の課題ということで、エリート教育も行いたいと一般的には考えられている。
エリート教育は、塾ですればいい。と考えている人もいるかもしれないが、当然学校でも行う必要がある。
現実には公立の学校でエリート教育をするのは難しい。
例えば、クラスに問題行動の多い生徒がいたとしよう。授業中に黙って座っていることができず、すぐに話してしまったり、歩き回ってしまう。
こんな生徒がいた場合、先生は座るようにその生徒に指導しなければいけない。
実際、この生徒に話しかけている時間はきちんと勉強をしている人にとっては無駄な時間である。
むしろ、連帯責任でクラス全体が説教されることになり、不快な気分になることもあるだろう。
日本の制度では一度クラスを決めたら一年間は変えないし、先生も変えない。
転校する以外、1年間そのクラスで授業を受けるということにこだわるのではなく。
個々に応じた教育を行いのであれば学力や、興味に応じたクラス編成を導入するべきだと思う。
ただ出席しているだけで、生活面から指導が必要な生徒と、真剣に進学や将来に向けて学習したい生徒が強制的に同じ教室で勉強することは非効率的である。
不登校が生じる原因も、この教育制度の強制度と頑固さが原因なのではないだろうか。
個のニーズに応じた教育が今後されるシステムが構築されることを願う。
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