新型コロナウィルスが猛威を振るった2020年。
教育会の親玉である、文部科学省が推進したオリパラ教育も虚しく東京オリンピックは延期となり完全な実施はほぼ不可能に。いったい、なんの騒ぎだったのかと言う状況である。
2月となり、昨年のことで記憶に新しいのは、当時の安倍首相による全国学校休校要請。
2月末からあっという間に、春休みのような生活になり、子どもだけでなく多くの大人も驚きました。
学校現場は大騒ぎ。
卒業式はどうなるのか。卒業に向けて、これから最後に仕上げていく様々な学習計画が皆、一気に崩れました。
緊急事態に柔軟に対応できない理由に、IT化を教育界は拒否してきたことがあります。
4月、5月は都市の学校はほぼ休校で、一部オンライン授業を実施したが散々たるものでした。
家庭でのスマートフォン、タブレットの普及により子どものほうが電子端末に慣れている場合もあります。
でもパソコンは学校でも家でも今の小中学生は触ったことがないんじゃないかと思います。
タイピングができないと言うことは、パソコンで文字を入力することも、プレゼンテーションの資料を作成することも十分にできないことを意味します。
学校では、手書き、印刷、手書きにハサミで切って印刷。絵なら分かりますが、生徒会からのお知らせやら運動会の決まりごとやら、手書きです。
なぜなら、鉛筆を使って普段勉強しているからです。
学校をどこからIT化したらよいのでしょうか。
その昔、学校では読み書き算盤と言われ、習字で文字を書くことは大切な勉強だとされていました。
あんまり難しく考えないでパソコンもツールでしかないので、電子文房具くらいに軽く考えてはどうでしょうか。
昔の学校は、石版と言われる持ち運び型の黒板のようなもので勉強していたと聞きます。
先生はガリ版を削って印刷をしていた。
技術が発達して、電子的に情報が送ったりコピーしたりしやすい時代になった。
時計だって、ネジ巻きが、電池を使うようになって、電波時計や、電子表示ができるようになって
昔の電卓なんてとんでもなく高価なもので、これぞAIと呼ばれていたそうな。
小学校の高学年くらいからパソコンを使って、文字入力、プログラミングを学んで日本語を音読。
英語は、挨拶、買い物、道を聞く程度の基本を勉強するくらいを徹底して外国人がコンビニや店で英語で話をしても、だいたい分かるみたいな状況にしたらいいんじゃなかな。
何を学ぶか。
それを選ぶことがすごく悩ましく、難しい時代になっている。
そして、動画や情報がすぐに手に入るので勉強はいくらできるんだけど、何を学ばないかを
選ぶことがすごく重視される時代になってきたと改めて思います。